夕方、地下鉄に乗って席に座っていると左隣に約1.5人分のスペースが空いていた。

心斎橋駅に着くと同じ会社に勤めているらしき男女が乗り込み、男がそのスペースに腰をかけると女が必死で残り0.5人分のスペースめがけてケツを突っこんできた。女の背中と背もたれの間に僕の肩と腕がはさまれたが女は一切気にせず、男の方ばかり見ている。

「ははん、こいつはこの男を何とかモノにしようと必死やな。」

と即座に状況がわかり、それと同時に周りを気にしない事への腹立たしさがこみ上げてきた。
男は30代後半の気のやさしそうな顔で、女は男の方ばかり見ているので顔はわからないがぽっちゃり気味である。おそらく男の方は会社の上司といった感じだろう。その女の

「安定収入あり、ルックスもそこそこ。これはモノにしないと!」

という魂胆が見え、怒りが一段と増す。

「くぉら、何しとんねん!こっちの腕はもうじんじんにしびれとんじゃい!」

と言いたくてイライラしていると本町駅に到着。2人は席を立ち、電車を降りて行った。
降りる瞬間、女の顔が見えた。



「うわっ、すごい・・・・(・・・・の部分はご想像にお任せします)」



その時、僕のその女に対する敵意は消え失せ、「お前は頑張れ、絶対モノにしろよ」というエールを贈りたい気持ちでいっぱいになったのであった。


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