今日は和歌山県の白浜で農協のお祭りの仕事です。屋外でのショーなので朝起きてすぐにテレビで天気予報をチェック。昨日は雨だったので不安でしたが今日は近畿南部は晴れとのこと。ホッとしていると天気図が登場。
「おやっ・・?、高気圧さんと低気圧さんが近い!」
近畿地方を上下にはさんで両気圧がにらみあい、オーラの線がひしめきあっている。これはジャグラーにとって雨に次ぐ難敵、強風の予感です。
案の定、強風・波浪注意報の黄色いマークが和歌山県上に「どうも〜」と言いながら現れ、にこやかに僕を送り出してくれました。

特急「くろしお」に乗って2時間半、白浜へ到着。
車でイベント会場に着くといきなり「ゴォー」と強風がよそ者の僕を手荒く歓迎。子供の持つ風船が容赦なく空へ舞い、ステージ後方の壁に吊るされたイベント看板がバンバン壁にぶつかり、テントは屋根が旗のようになっている。そんな中、11:00に1回目のステージがスタート。
デビルスティックが、ディアボロが、クラブが・・、明らかに放物線とは違う軌道で飛んでいる。変曲点が2個多い。
しかしなんとか風による影響を計算して必死にキャッチしミスの数を最小限に抑える。

13:30に2回目のステージ。
強風は止むどころか、さっきよりサービス精神旺盛に吹いている。ステージ上の重たい道具入れがそれごと飛びそうになる。必死に手で押さえるスタッフさん。ピンマイクには僕の声よりもゴォーという風の音の方が大きく入っている。「これはショーを最後までやれないかも」と思っていると風がパタリとやんだ。ここぞとばかりディアボロのハイトスを試みる。しかし、それは風が仕掛けたフェイントであり、投げ上げたディアボロはあっと言う間に5mほど風に流され、舞台の端付近に落下。なんとか体を舞台上に残してキャッチしたが、もうそれ以上高く投げる事はあきらめざるを得なかった。

なんとか2回のステージを終え、帰路につく。
帰りの電車内で「よーやった」と道具をねぎらってあげました。